UNISON HAWAII

 

自分への愛をすすめる会会報  

2001年9月21日

NO.4 VOL.1

 

お久しぶりです。お元気ですか? 日本から戻ってから、すっかりドタバタモードで、気づいたら、もう3ヶ月も経とうとしています。一月に一回の会報というのは、私にはやはり無理? 本当に申し訳ございませんでした。とりあえず、掲示板の方には、9月16日の第14回自愛学トークの概略を載せましたので、それをベースに書いていきたいと思います。

「第14回自愛学トーク リポート!」

参加者は、ご常連のエミリーと、今、ハワイへ一ヶ月滞在されに来ているあきえちゃんの2名。

始める前に、仕事をやめる時に、引き止められても不愉快だけど、引き止められなくても、悲しいというお話が出ました。それほど、人の心は、不安定だということを思いました。自分が自分を認めてあげていない所から、引き止められなければ、やはり自分があまり役立っていなかったんだと思う。引きとめられて、思わず、うれしくて、やめるのをやめてしまったという話もあるとエミリーが話しくれました。本当に、人の言葉で自分の価値を決めてしまうが、とてもあるのが、私達。もっともっと、ちょっとずつでも、自分を認めてあげるができるようになりたいです。毎日、自分をほめてあげる、又は、「これでいいんだよ」と言ってあげる、それがどれだけ、心に効果があるか、それは、やってみたことがある方には明白なことではないでしょうか。でも、経験してみないとその効果も分からないんだと思います。そんなことをまた思いました。

そして、本題は「やはりやってる、自分の感情押えと、それに対する無意識の責め」とでも題しましょうか。それが、あまりに速く起きているものだから、意識の中では何も気づいてない。まるで、スピード・ダイアルで電話番号を記憶させている電話が、ひとつボタンを押しただけでものすごい速さで、何桁もある番号を押してしまえる。あれのようです。

そもそも、私が職場において、疲れて、とてもストレスたまったスタッフに、そっけなく、冷たい態度を取られたのが始まりでした。私の中で、スローモーションで行けば、子供性が傷ついた、こわかったが、瞬時に怒りと不愉快さになり、それを感じている大人性の私が、その怒りと不愉快さというマイナスな感情を嫌い、責めて、その怒りと不愉快さを押えに入る。責められた子供性の私は、叱られたと思い、再び傷つき、エネルギーが落ち、落ち込み、重たくなる。大人性の私は、「傷つきをとりあえず、感じて、感じて」と促すが、すでに、もう、叱られた後! 同時に、大人性は、子供を守らなければと思い、「傷つけられたんだから、その旨を相手に表現し、謝ってもらうべき」と思うんだけど、そんな話をするなんて、面倒と思い、また、重くなる。なにせ、子供性は、その相手に対して、かなりビビッてるし。重さは、大人性からも子供性からも感じられる。

大人性がふと気付いて、「感じることを感じて出さなきゃと」をやり出したのが、事が起きてから、多分1、2分後、それ以前の一連のことは、物の数秒の間に起きています。大人性が守らなきゃと言い出したのが4、5分後。そして、この重さを抱えて6、7時間!! その後、ふと思った。とにかく、感じたもの全部感じようって。そこで、目の前に相手がいても心の中で「何よ、この意地悪女が! だーいっきらい! ETC.」と心の中に唱えていました。結構、勇気がいりました。紙に書き出すのは、目の前にいないから、楽にできるけど、目の前にいるのに、それをやるっていうのは、かなり、良心が揺るぎます。ところが、それをやっているうちにどんどん楽になってきました。やっぱり、自分がそういう怒りの気持ちを感じていることを責めた私がいて、それでいじけている子供性が楽になってきた証拠だと思いました。

そして、それをどんどんやって、怒りがなくなり、肝心の、第一番目の感情、痛みとこわさが残り、それを出してあげたところで、大人性が子供性に「さっちゃん、この人は、さっちゃんの子供の頃、いじめたお姉ちゃんじゃないんだよ。この人は、自分が、今、ただ、うれしくない気持ちを隠すことができなかったという人。だからってその人が悪くないって言ってるんじゃないよ。でも、お姉ちゃんとは同じじゃないんだよ。それに、今は、さちこママがそばにいて、必ず、どんな人からも守ってあげるからね。お姉ちゃんの時みたいに、こわい思い、絶対させないからね。」って言ってあげたんです。そうしたら、とーっても心が軽く、らくーになってきました。大人性の私まで、「もう、相手に謝罪求めることもないわ。さっちゃんが安心してるし、私が彼女を守るってことさえ、はっきりとしていたら。あー、面倒なことしなくてすんだ!」ってうれしくなってしまいました。という、ぐるんぐるんの気持ちをちょっと分析してみました。 

私にとって、つくずく思うのは、やはり、感じた感情を、キャッチできるかぎり、早く、全部受けとめて、感じてしまうが要だと思いました。とりあえず、不愉快さや、怒りを感じている自分がいたら、「痛み」「おそれ」をすでに感じた自分がいるという可能性が大と思って行動すると、かなり解決できます。この感情を感じる、出すのやり方に、正しいも間違えもありません。その時のベストを尽くすってことですね。怒りであれば、とにかく、できうる限り、早く出す為に、悪口でもなんでも、心の中で唱えてしまう。それは、その人に言っているんではない、本当は、と言う理解を持っていれば、どんなことを言っても構わない。悪口ほど、効率よく、怒りを出す道具は今の所考えられないので。もちろん、お皿割ったり、わめいたりできる環境であれば、それもいいと思います。将来的に、家庭に一部屋、防音装置のついた部屋があって、一日15分、20分、体を動かすように、感情を出すということが習慣になる世の中が、きっと来るんじゃないかな、なんて言う話をしていました。

最後には、イルカに会ってきたばかりのあきえちゃんと私だったので、ガイドに会うメディテーションは、いつもと違って、イルカに連れていってもらうというバージョンでやってみました。イルカに透明な翼が着いていて、天空へ連れていってもらうという形にしてみました。

今回は2時間弱でテープ2本になってます。

お値段:
会員: $7/\700
一般: $8/\800 

発送料:
日本: $5
米国: $3

ご希望の方はお知らせください。

イルカといえば、9月の8日に泳いできましたよ。非常に、楽しい思いをさせていただきました。掲示板からの抜粋を。

「イルカ君達もしっかり遊んでくれて、数は少なかったのですが、冗談のようにゆっくり泳いでくれて、泳げない人にもちゃんと交流できるようにって言う、スペシャル・モード! 私は、一頭の、傷が両サイドに付いたイルカちゃんにくっついてもらって、しっかりと、ソーナーかけてもらいました。ティッティッティッていう音を立てて、真下に私と一緒にいてくれて、ヒーリングしてもらいました。いつも思うけど、一頭、又は2頭くらいのイルカが自分とおんなじペースで泳いでくれてることがよくあります。今回、始めは、母と子のイルカが一緒に泳いでくれてました。子供はオッパイ吸い付きっぱなしという、めずらしい姿でした。赤ちゃんのすごいちっちゃな子もいたようです。今回は、少し疲れ気味の状態だったせいか、泳ぎ始めてすぐに、呼吸が苦しい気がして、恐れも顔を出してしまいましたが、よい思いをさせてもらいました。最後、短パンのウエットのせいか分からないのですが、お腹を押されていた?のかな、吐き気までしてしまい、後で、今回リードしてくれた方からは、ソーナーされると吐き気することがあると言われましたが、どうだったんかな? 吐き気というのは、「不安」ということがかもし出すというのもあるので、やはり、水の恐怖が出たせいかもしれませんが。しかし、スペシャルゆっくりペースのイルカのおかげで、ポカポカと浮いていられました。もう、やっぱり、向こうから来てくれるイルカを待っている方が楽ですもん! それも、本当に、ちゃんと会いに来てくれて。イルカ君、イルカさんたち、ありがとう!」


LOVE

 

さちこ

 

 

 

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