UNISON HAWAII

 

自分への愛をすすめる会会報  

2001年10月31日

NO.5 VOL.1

 

今日は、ハローウィン。子供達が待ちに待った、「トリック、オア、トリート TRICK OR TREAT」と言って近所の家を回って、お菓子を袋に集めてまわる日。この日のためにコスチュームを用意し、大騒ぎをする日です。大人でもこの日を待っている人はいますね。コスチューム好きは結構いますから。私は、自分の文化にこういうことがなかったせいか、コスチュームを着るとか言うこと、すごい苦手で困るんですが。その日にセドナで仕事だと、半強制的に何か着て行かなくてはならず、今日は、幸いにも(笑)仕事じゃなく、ほっとしています。しかし、このテロ事件やら、炭そ菌問題やらで、今年はそれを控える傾向も出てきているようで、子供にも影響が出ています。お菓子の中に何が入っているか分からないと言うことで。

 

今、こちらでも、日本語放送で、NHK大河ドラマ「北条時宗」をやってます。12世紀にモンゴル(元)が日本に襲来するという話ですが、そろそろ900年も前の話ですが、国をまとめるものの悩みというのが、今と変ってないというのに、人って成長しないもんなのかしら、と思ってしまいました。要するに、戦ということに対する対応で、いつの時代も同じ事を繰り返し、繰り返し、そのいい証拠が、900年たった今でも、まだ戦争しているアメリカがいる。戦をしようとする時に、常に、反対の声が上がるのにもかかわらず、「弱さ」を見せることになると言って、出ていく男達。今のアメリカも同じことしているように見えます。そして、国全体が、事の発端となった時より、震撼としてくる状態を作っている。いつになったら、学ぶんだろう。戦いは戦いしか生まないということを。と、同じ事しか、私の頭の中には浮んできません。

 

この事かもしれませんね。女性性をもっと社会に入れていく時代がニューエイジということ。女性性は、強さではなく、柔軟性、それが弱さと思われてきたことかもしれませんが、そういう柔軟性こそが、本当の力だということを、もっと社会が受け入れて行ける時代になっていく、それが、成長の方向なんじゃないかと思います。男性であっても、アメリカにはこれだけたくさんのスピリチャル・リーダーがいます。スピリチャル性は女性性であり、今回の戦争に対しても、たくさんの方々が立ち上がり、平和への祈りを呼びかけたことを見ても、900年後の私達が、徐々に進んできたということも確かですね。アメリカの現状を見て、少し、ネガティブっているかもしれません、私は。ゆっくりとではあっても、確かに変ってきてるんですよね。

 

ここでひとつ、みなさんに提案です。毎日、可能であるならばで結構ですから、1分間でもいいです。平和が来るようにという祈りをしませんか?  早く、米国の軍事行動が終わるように。願わくば、この地球上で起きている、すべての争いが終わりますようにと。とても地味な行為かもしれませんが、私達が、この人類という集団に属している限り、集団の意識を造っているのも私達です。こういうことが、101匹の猿現象などを引き起こす力だと思うんです。私達は、一人の個であっても、何かを起こす力を、確実に持っていると信じてます。さざ波を立てる力があると。さざ波が津波のような大きなものへなる可能性があると、私は信じてます。参加しませんか?

 

さて、21日の第15回自愛学トークは、うれしい驚きで、エミリー始め、現在、ホノルルにいらしていた方々5名もお出でくださいました。当初、こんなにいらしてくださると思っていなかったものですから。そして、最初の30分間ほどが、テープに録音されていなかったりと、ハプニングもあり、やり直しをさせられ、何だか、始めのマテリアルは、テープに入れる必要がなかったのね、という感じでした。

 

自分の感情を扱うということで、自分の中の子供性が、ネガティブな感情を感じている張本人であるという理解の上で、本当に子供と暮らしているように、その子供の感じていることを受けとめてあげて、子供の話を聞いてあげる、というようにしていくと、感情は扱いやすいという話をしました。なんと言っても、大人ではない、子供なのだから、ナイーブで当然で、と言う風に自分を見てあげられるようになるというのが、一番の利点でしょうか。

 

そして、最近、仕入れた、感情出しの方法。別に新しいというわけではありませんが、映画でもTVドラマでも、ビデオになっているものを見ながら感情出しをするということ。自分が確実に持っていると分っている問題、ブロックに対して、その題材を取り扱っているものを見る。そして、その中で、自分の痛い気持ち、おそれ、怒り、悲しさ、そういう様々な感情を感じなくなるまで、見続けるというものです。

 

それは「麻痺」させるということでは決してありません。人は、感情を起こさせるボタンを持っています。そのボタンというのは、その感情に対して、自分が感じたくない、感じてはいけないと思って止めてしまった、又は、あまりに強烈すぎて止めて押えてしまった感情のエネルギーをたくわえている場所のことだと思います。そこにたくわえられたエネルギーはフタを開けて流して外へ出してしまうと、なくなってしまいます。そうすることによって、そのネガティブな感情はもう起きなくなります。それが、いわゆる「いやし」です。たまったエネルギーを解放することなんだと思います。しかし、いろんな理由で、そのフタはとても固く閉ざされています。それを全部開けることもないと思います。いろんなボタンを人は持っていますから。特にこれがあるために自分の人生がうまく行かないと強く思うものに対してやればいいんだと思います。

 

ですから、それを開ける準備ができていると感じた時に、開ければいい事です。無理をすることは、一番害になると思います。あくまでも、自分がそうしたいと思うものだけをすればいいと思います。

 

感情の書き出しも同じ行為です。できるだけ早く処理することによって、そのボタンの中に封じ込まれたエネルギーを増やさないようにするという応急処置でもあります。もし、その時だけ感じた感情を出すだけでなく、過去にさかのぼった物も、書き出すことができれば、本当にそのボタンの中を空っぽにすることはできるはずです。

 

しかし、どういう問題、ブロックを持っているのかを知ることが必要ですよね。そのためにも、書き出してみると、分ってくるということがとてもよくあります。ですから、このビデオと書き出しを合わせて使われると、とても効率よく、自分の感情出しができて、自分を「いやし」てあげることができるのではないかと思います。

 

そして、ビデオを見て、何も感じなくなると言うのは、かなり、エネルギーも時間もいることだと思います。何日もかかかるかもしれません。その間、どういう気持ちを感じているのかということを又、書き出すことも有効で、相乗効果になるのではないかと思います。

 

そして、これは、みなさんにも協力していただきたいことですが、いろんな問題、ブロックがあると思うのですが、そういう題材に対して、これにはこのビデオがよいというような情報を提供していただけませんでしょうか。今のところちょっと思いついた題材が下記のものですが、他にも考えられるものがありましたら、教えてください。

 

女性蔑視
容姿に対する劣等感: 体重問題、ルックス
お金に対する偏見
劣等感: 能力、技量、頭がいい悪い、センスがいい悪い、人間としての魅力、ETC.
性に対する罪悪感
暴力、虐待(肉体的、言葉などの)を受けたトラウマ

ゆくゆくは、ブロック外しのセルフ・ヒーリング・ビデオ・リストをHP上に作ってもよいのではと思ってます。どうか、ご協力ください。

 

ちなみに、トーク参加者のYさんがひとつ教えてくださいました。

 

虐待、母子関連:  映画「愛を乞う人」原田美枝子主演

 

それでは、どうか、よろしく。

 

ところで、今、その時のテープを聞いて思い出したんですが、最近、バッテリーではなく、コンセントでつないで録音をし始めたせいか、ラジオ放送がなぜか、キャッチされていて、バックミュージックになってしまっています。(電話なんかでもそういう経験したことありませんか?  なぜか、バックに音楽が聞こえるなんてこと。アメリカだけなのかしら・・・)それも結構ポップ調な音楽で・・・ この問題解決するよう動くつもりですが、このテープをお聞きになる方は、申し訳ありませんが、ご忍耐下さい。

 

今回は約2時間でテープ2本になってます。

 

お値段:  

          会員:  $7/\700

          一般:  $8/\800

 

発送料:  

          日本:  $5

          米国:  $3

 

ご希望の方はお知らせください。

 


LOVE

 

さちこ

 

 

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