UNISON HAWAII

 

自分への愛をすすめる会会報  

2002年11月21日

NO.12 VOL.1

 

こんにちわ!  お元気ですか?  気がつくとなんと今年もあますとこ、後一ヶ月!  早いですねぇ。クリスマス・ソングがずいぶんと聞かれるようになりました。毎年おんなじこと言ってるようですが(笑)今回は、会報3ヶ月目に出ていることの言い訳を言うのはやめにします(笑)会員のみなさまはもう、私の気まぐれには慣れっこになっていると、勝手に信じています(大爆)「あそびましょ掲示板」会員用「新秘密のお部屋掲示板」の方をのぞいていただければ、会報以外の読み物もいろいろとありますので、そちらの方も、ぜひチェックしてください。そして、自愛学トークのリポートも溜りに溜まり、気が遠くなりそうです・・・  会報のあり方とかが未だに試行錯誤なので、どうか、ご忍耐下さいますようお願いいたします。

 

最近の私のお気に入りは、インナーアダルト。これは、前から仕事上ではよく耳にしていたのですが、自分にインナーアダルト不在の場面があるということについ最近まで気づいていませんでした。友人に何気に言われたこの言葉でしたが、思いっきり開眼いたしました。それでは、「新秘密のお部屋掲示板」から少し引用とその修正したものです。

 

『さて、今、友人のアドバイスにより、インナーアダルトの開発というものに目覚めました。これはすごい私にとりパワフルなことで、これだったんだ、私が必要だったのは!と、目からウロコ状態です。これは、ある意味、いわゆる「コミットメント」すると言うこととかなり同じ事ですが、私の場合、インナーチャイルドの存在が強力なんで、そのインナーチャイルド(Iチャイルド)のできないことを補うということができる存在がインナーアダルト(Iアダルト)だと思うんです。ですから、問題を始めに感じた子供性に出会い、事情をよく把握した上で、そこに含まれる事柄ひとつずつをリストしていきます。Iチャイルドが困っていることをIアダルトは解決できるんだと言うことで、項目を左右IチャイルドとIアダルトに分けて作っていきます。

要するに、たとえば、「男性に愛されるためには、相手を喜ばせなくてはいけない。相手の言うことを聞かなくてはいけない。」というのがあれば、これはIチャイルドが信じ込んだことですよね。それをIチャイルドの方のリストに書き、Iアダルトの方にはそれを引っくり返すことを書いていきます。「私のパートナーは、私に出会うために今生生まれてきたのだから、彼は私そのままを受け入れ、愛すということを、Iアダルトは知っている。私は本当の私でいつづけることが、彼が一番求めていることだと、Iアダルトは分っている。自分が自分でいなくなることが一番悲しいこと、自分にとっても、相手にとっても。」

という風なことをリストしていくんです。これをしているだけでも、パワーが湧いてきます。そして、その後、Iチャイルドに出会って、「いつも、守ってあげるからね。」とIチャイルドを安心させます。

もちろん、コミットメントと言うことで、ご自分が、目に見えない世界につながる場所、たとえば、瞑想の中、祭壇、クリスタルや石でつながらせてくれると思えるもの、そういう場所、物をお使いになり、「私はIアダルトを私の中に作り上げていきます」と宣言(コミットメント)するというのもよい手だと思います。

リスト作るだけでもすごいパワー、ボコボコ湧いてきますよ! いつか、みんなと集ってこういうことをするワークショップもいいかななんて思ってます。

しかし、どうしてインナーアダルト?なんて思うかもしれませんよね。もう、自分達自身が大人だって言うのにって。友人曰く、インナーチャイルドのトラウマに翻弄され続けているというのは、それに対処できるインナーアダルトの存在がないからこそ、Iチャイルドは自力でがんばって、大変なことになっているって。頼ることができるIアダルトの存在があれば、Iチャイルドがこわがっても安心してIアダルトに頼れるから、大丈夫と言う気持ちでそばで見ていられる。要は、ある状態になるとそれに対処できるインナーアダルトの存在が開発されていないがために、大人不在だというのが、問題の根本と言うことのようです。これは、結構びっくりでしたが、確かに、恐怖症であるとか、もう完全に大人不在になりますよね。人によっては、子供しかいないで大人の人生を送っているという場合もあると聞きます。平均的には、すべての面で、Iアダルトが開発され尽くしている人が少ないんだと思います。その欠けた部分にIアダルトを作り上げていく事ができれば、人生は圧倒的にスムーズになるでしょうね。(しかし、どこが欠けているかを知るためにも、Iチャイルドとの交流が必要になり、何があったのか、何が不安なのか、何が問題なのかを突き止めなければなりません。)

 

親たちやそれ以前の世代は、こういうIアダルトというものを開発するという知識、機会を与えられなかった世代だったんではないかと思います。これが、ニューエイジの恩恵かもしれません。オールドエイジは、「迷える子羊」をやるがテーマであり、「スピリット界との分離をはかるゲーム」をやることになっていたのですから。人として真実の意味で「大人」になることの機会をもらっているのが、ニューエイジなんだと、私は思います。言うならば、これが人間の進化かもしれません。

 

インナーアダルトとは、ハイヤーセルフと直結している存在だと思います。ある意味、スーパーマン/スーパーウーマンのように、自分のために立ち上がり、こわがることなく、いろんなことをできる存在、理想の保護者みたいな感じでいいんだと思います。

 

ハイヤーセルフという存在をあまり身近に感じている方が少ないのではということからすると、Iアダルトというのは、身近に毎日の生活の中にいてくれる存在という感覚かなと思います。一緒に毎日共同体としていてくれる。子供と大人の共同体が私達だと思うので。毎日の生活の中にいる自分で、自分の生きたい人生を作りあげることを実践してくれる存在ではないかと思います。』

 

ということで、私にとって今とっても使える道具となってくれています。実際の状況の中で、困った時、「Iアダルトだったらどうする?」って自分の中で聞いてみます。その時に理想の姿を描き、こうこうして対処するっていうのを作ります。すると、可能性としては、すぐさまそういうことができる自分になれるという事態が起きえます。この過去3週間ほど、実践でかなり役に立ってくれています。

 

言い換えると困っている自分、物事が思うように行ってないと感じる時の自分はIチャイルドそのものと言うことだと思うんです。だからこそ、その困っている自分を、助け守る存在のIアダルトに出てきてもらい、対処してもらう。自分の弱い部分を助けるという「親心」というのは結構、日頃出ない勇気が湧くものです。

 

このワークの仕方等、質問のある方はお寄せください。ゆくゆく、Iアダルトのページを作りたいなと思っています。それを見て、みなさんが自分でできるような、”Do It Yourself!” ページみたいな、自分で活用できるものを考えています。

 

この日曜日にやった自愛学トークも、Iアダルトの話を、先週出張で行ったカウアイ島での経験を織り込みながら、させていただきました。ご興味おありの方は、ぜひこの28回自愛学トーク・テープをお聞きください。

 

それでは、今日も自分を受けとめ、認め、愛していきましょう。

 

LOVE

 

さちこ

 

 

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